お彼岸には、うどん・そば・らーめんを食べましょう。
お彼岸とめん料理 暦の上では、立春は二月上旬、立秋は八月上旬ですが、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉にもあるように、本当の季節の変わり目は春と秋のお彼岸頃になります。 “季節の変わり目には体に気をつけよう”という戒めもあって、春と秋のお彼岸には、うどん・そばで胃腸を整え、体調を万全にし、到来する季節に備える習慣がしっかりと根づいています。 「蕎麦は五臓六腑の汚れを清める」ということや、「蕎麦を食べて体を清め、先祖を迎える」という言い伝えが“彼岸そば”となり生活の節目に欠かせないものになっています。 また、うどんは「運どん」とも呼ばれ、先祖の運にあやかりたいという願いが込められています。お彼岸には家族そろって、おいしいめん料理を心ゆくまで味わいたいものです。 そば・うどんで健康献立 ●そば 日本では昔から「そばを食べると長生きする」とか、「そばのように細く長く生きる」といわれてきました。 ソバ粉には、肌につやと活気を与えるシスチンなどを含んだ豊富なたんぱく質や、発育を促し、脚気の予防にも役立つビタミンB群、毛細血管を強化し、脳出血など出血性諸病の予防に効くルチン、便秘の予防やコレステロールの増加を抑える食物繊維を含み、消化吸収のよいのが特色です。 ●うどん 生うどんは100グラムあたり280キロカロリーで、生日本ソバ(274キロカロリー)とほぼ同じエネルギー量。のど越しがよく、消化が早いことから、とくに乳児の離乳食に最適で主食として幅広く食べられています。 ◇めん料理には、たんぱく質やビタミンがたっぷりの具やおかずを添えてヘルシーな献立にしましょう。具の彩りを豊かにすると、おいしさがさらにアップします。
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