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各地の名産・特産 > 大阪のおうどん
伝統的な大阪のおうどんは、つるっとしたのど越しで、めんがやわらかくモッチリとしていて断面は丸くなっています。角が丸いのは『角を立てずに丸くおさめる』という大阪商人独特の発想だったのかもしれませんが、だしで炊く大阪のおうどんは、角が丸い方がだしとのからみが良くのど越しがいいのも確かです。このめんを、香りが良く薄味、飲み干せる旨味たっぷりのだしで食べるのです。古くから、函館などに集まった北海道産の昆布が『天下の台所』といわれた大阪に海路で運ばれたこともあり、昆布をふんだんに使うのが特長です。また、関東がかつお節を中心に使うのに対して、関西はさば節やうるめ節などの小魚の節を大量に使ってだしを取ります。これに薄口しょうゆを使い、味を整えるというのが大阪風です。具は薄揚げを甘辛く煮付けた『きつね』など、だしに味わいを加えるものが好まれます。『めん』『だし』『具』の三つがバランス良くどれか一つがでしゃばることがない三位一体のうまさが大阪のおうどんの特長なのです。 大阪府製麺商工業協同組合では、『大阪のおうどん』のロゴマークを作成し、大阪のおうどんの復活に向けて積極的に活動しています。大阪らしい『うどん』を、親しみを込めた温かい懐かしい響きを持つ『お』をつけた『大阪のおうどん』という名称で地域ブランドとして確立、その復活に挑んでいます。 |
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※全国製麺協同組合連合会は、生めん類の製造業者団体です。(即席めん、乾麺類は含みません)
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