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新着情報・関連情報 > 原料および燃料の高騰について
平成25年11月吉日
お 得 意 様  各    位
 

東京都江東区森下3丁目14番3号
全国製麺協同組合連合会

原料および燃料の高騰について
  謹啓  時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

  平素は、生めん類(うどん、中華めん、日本そば、皮類)に対しまして、格別の ご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。

  さて、国民生活の主食の一端を支えていますめん類業界は、新聞、テレビ等の報道で既にご高承のとおり、原料および燃料の高騰により、現在大変厳しい経営環境となっております。
 1.小麦、小麦粉等の値上げ(輸入小麦の政府売渡価格の値上げ)

 小麦は、大豆、トウモロコシの国際相場に連動して小麦の国際相場が高水準で推移していることや、急激な円安の影響により輸入価格が高騰したことが主な要因です。

1) 平成24年10月期 平均3%値上げ
  業務用うどん用小麦粉115円値上げ
  国内産小麦粉55円値上げ

2) 平成25年4月期 平均9.7%値上げ
  業務用うどん用小麦粉215円値上げ
  業務用中華めん用小麦粉145円値上げ
  国内産小麦粉170円値上げ

3) 平成25年10月期平均4.1%値上げ
  業務用うどん用小麦粉100円から105円値上げ
  業務用中華めん用小麦粉65円値上げ
  国内産小麦粉55円値上げ

4) 上記 1) 2) 3) の3期連続の値上げ計
  業務用うどん用小麦粉430円から435円値上げ
  業務用中華めん用小麦粉210円値上げ
  国内産小麦粉280円値上げ

現在、製造の主原料である輸入小麦は国際相場に応じて年2回改定されています。
2.燃料、関連資材の値上げ、高止まり

 配送の主燃料であるガソリンや軽油、製造の主燃料である重油および包装資材であるフィルムやダンボールの価格は高水準にあります。
 また、そば粉、副原料であるでん粉、アルコール、食品添加物などの価格も高止まりしております。
3.電気、ガス料金の値上げ

 本年6月から電力10社と都市ガス4社は、円安による液化天然ガスなどの輸入価格上昇を受け、立て続けに料金を値上げしています。
4.現状

 食品業界では、デフレ(物価下落)傾向が長引いているなかで、販売価格はなお下落傾向にあり、需要の停滞かつ製品納入単価の低下・上昇難が続いております。
 各々事業所では、これまでは業務の効率化や経費削減の徹底などを行ってきました。また、関係法令の遵守のための対応とその遵守に伴う負担増、品質・衛生の向上のための整備改善の対応を行ってきました。
 しかし、企業の負担が増大しており、自助努力のみではコスト吸収が大変難しい状況となっているのが現状であります。
 今後とも、おいしく安全な生めん類の安定供給を維持していくためには、流通秩序の適正化、公正な取引の確保が必要であると考えております。

 お取引関係の皆様におかれましては、是非とも生めん類業界の各々事業者が抱えている共通点、現下の厳しい環境というべき深刻な諸般の事情をご賢察いただき、ご理解を賜りたく、格別のご高配をいただきますよう、切にお願い申し上げます。
謹 白

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